九谷焼とは
九谷焼は、石川県で作られている陶磁器です。始まりは1655年、九谷村で生産されたことから九谷焼の名がつきました。
有田で後藤才治郎が開窯、半世紀で一度廃窯してしまい、このわずかな期間に生産された陶磁器は古九谷と呼ばれ、華やかな色使いと図柄が素晴らしいです。
廃窯から約100年後に再び九谷焼が作られるようになり、1807年(文化4年)に青木木米が春日山窯、1827年(文政7年)に吉田屋伝右衛門による吉田屋風、1831年(天保2年)に飯田屋風、1841年(天保12年)に庄三風、1865年(慶応元年)に永楽風が誕生。
九谷焼の特徴は、鮮やかな色彩です
九谷五彩と呼ばれる5つの色(赤・黄・緑・紫・紺青)を使う、古九谷と木米風
青・黄・紫・紺青の吉田屋風
赤が特徴的な久谷赤絵の飯田屋風
艶やかな赤と金の永楽風
それぞれの良い所を取り入れた庄三風